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塗料には、それぞれの場所、それぞれの機能に応じた使い方があります。塗料容器の表示を確認した上で、使い分けましょう。
古い塗膜の上に塗装する場合、滑ってうまく塗れないことがありますので、そのような時は240番くらいのサンド ペーパーを全体に軽くかけ、付着性をよくしてから塗るとうまくいきます。
次に注意しなければならないのは、ラッカー系塗料を塗る場合です。ラッカー系塗料に使われている溶剤は、揮発 性、溶解力ともに強いので、下の塗膜を侵し、シワになることがあります。事前に目立たない部分で試し塗りをして、下地への影響・密着性などに異常がないことを確認してから塗装するようにしましょう。
●古い塗膜と新しく上に塗る塗料との塗り重ね適性表
上に塗る塗料
水性塗料
油性塗料
ラッカー系塗料
古い塗膜
水性塗料
油性塗料
×
ラッカー系塗料

○=塗り重ね適性が良い △=避けた方が良い ×=適さない