水性塗料と油性塗料では、どちらが長持ち(耐久性)しますか?

両者とも用いている樹脂によってその特徴が異なります。適性によって、用途が決められておりますのでどちらとも言えません。

シンナーと、うすめ液の違いは何ですか?

シンナーとは、英語のうすめる物(Thinner)のことで、うすめ液と同じ意味です。

浴室やトイレのタイルは塗れますか?

通常であれば塗れません。はがれてしまいます。

事前に密着を強化するプライマーを塗装することで、タイルの上からでも塗装可能となります。
・オススメのプライマー↓
マルチミッチャクプライマー

よく換気をしながら塗装ください。
水がかかる場所は避けて塗装ください。
常時水がかかる場所ですとプライマーを塗装していても上塗り塗料がはがれる可能性があります。

室内用塗料の用途に、ビニールクロスの表記はありますが、布や紙のクロスは塗れますか?

布や紙のクロスは塗装できません。
布クロスの場合、素材の吸い込みの差が大きく、まだらに仕上がってしまうことが多いためです。
紙クロスの場合、塗料中の水分の影響で素材がふやけたり、はがれてしまうおそれがあるためです。
以上の理由から、塗装対象から除外しております。

和室の繊維壁や砂壁、土壁は塗れますか?

繊維壁や砂壁は、下塗りに「マルチ固める止めるシーラー」をすることで塗り替えができます。ただし、土壁は崩れてしまうおそれがありますので、塗装ができません。

スプレー塗装をしましたが、表面が白くぼやけてしまう原因は何ですか?

多湿時(例えば梅雨時)に、ラッカー系の塗料を塗ると発生します。乾燥中の塗膜の表面に空気中の水分が結露(凝結)して白く濁り、つやも消えてしまうためです。特に透明クリヤーによく見られ、白化やブラッシング現象と呼ばれています。1度濁った塗膜は元に戻りにくいので、乾いてから湿度の低い天気のよい日を選んで、もう1度塗り重ねてください。

水性トタン用塗料で、暗くなるまで塗装した翌日、塗料が流れ落ちていたのはなぜですか?

地域、季節、天候などに左右されますが、夜露によって塗膜が流れてしまうこともあります。塗装する時は、日没2時間前に塗り終えるようにしてください。特に秋から冬は午後2時までに塗り終わるようにすることが重要です。又、塗装直後(塗膜が乾燥する前)に雨に当ると、水性塗料は流れてしまいます。夕立や雨が予想される日は塗装は避けてください。

カラーベスト瓦を、夕方暗くなるまで塗装しました。翌日になっても、塗料は乾かずに
塗装面がムラになっているのはなぜですか?

夜露による、水分の影響でつやムラが発生した状態です。日没の2時間前に塗装を終了してください。特に秋から冬場の塗装は、14時を目安に塗装を終了させてください。

水性速乾さび止め(透明)を日中、鉄の門柱に塗装しました。
翌日、夜露にあたった部分が白く濁ったようになっていました。
乾燥すると透明になりましたが、水分を当てると、白くなるのはなぜですか。

本品は塗膜の上に水分が当たると、塗膜が白く見えます。塗料の不具合ではございませんので、透明になったことをご確認の上、ご希望の色で上塗りしてください。
※本品は透明のため、他のさび止め塗料とくらべ樹脂量が多く、水の影響を受けやすく、屈折率で樹脂表面の見え方が変わります。

結露でかべ紙にかびが生えてしまいました。室内用塗料には、防かび剤が含まれているようなのでそのまま塗れますか?

塗れません。塗料に含まれる防かび剤は、発生しにくくするものです。殺菌効果はありませんので、塗装前に除去が必要です。