シーラー

シーラーは素材、上塗りとの密着力を向上させ剥がれにくくしたり、吸込みむらを均一にして仕上がりのむら(つやむら・仕上がりむら)をなくすために使用します。その他に素材の強度を補強したり、アルカリやヤニ止めの機能をもつシーラーもあります。

自然発火

人が火をつけていないのに、自然に出火することを自然発火といいます。例えば、揚げ物の油や塗料、インキ、ワックスなどの油類は、酸化することで発熱し出火する可能性があります。その他にも、空気中で自然に燃え出すマッチの材料の黄リン、水の入ったペットボトルなどによる太陽光の集光、雷や火山の噴火などが原因となることがあります。
詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.nipponpaint.co.jp/topics/hakka.html

下塗り

上塗りや中塗りに先立って行う塗装又は、その塗料のことを指します。密着性の向上、吸い込み止め、アルカリ止め、ヤニ止め、さび止めなどの目的で塗装します。

しわ

下塗り塗料が種々の原因で上乾きをして、下部の乾燥が不十分な状態で上塗りを行った場合に起こる現象です。

吸い込み

塗料が素材や下に塗った塗装面に吸い込まれて、ツヤがなくなり、塗膜が薄くなった現象をいいます。

ステイン

染料や透明性の高い顔料に樹脂などをわずかに添加し、溶剤や水でうすめた木部用の着色塗料で木目を生かした仕上がりが特徴です。屋内木工用ステインの油性をオイルステイン、水性を水性ステインと言います。仕上げに透明のニスを塗りますが、屋外木部用は上塗りが不要です。

シックハウス

居住空間において、建材や家具などから発生する有害化学物質に起因した健康被害が社会的問題となり「シックハウス」や「シックハウス症候群」と呼ばれました。対策として、内装部分で防蟻剤に使用しているクロルピリホスの使用禁止。建材などに含まれているホルムアルデヒドの放散量規制が2003年に出されました。当社では、居室には環境配慮形塗料をおすすめしています。

素地調整

下地の乾燥、汚れ、付着物の除去、穴埋め、吸い込み止めやアルカリ止めなどのためにシーラーを塗るなど、施工に適するよう下地をあらかじめ整えることを言います。素地調整を怠ると、はく離、仕上がり不良などの原因にもなり、塗膜を長く保たせるためには大事な工程です。

素地、下地 

塗装対象の、塗装されていない被塗物素材質が露出している面を素地といいます。これに対して、次の塗装の対象となる塗装面を下地と言います。

捨て塗り

吸い込み止めや上塗りをより美しく仕上げるために、あらかじめ上塗り塗料を多めにうすめて塗装することを言います。

染料

水又は、溶剤に溶ける有色の着色剤のことで、天然染料と合成(化学)染料があります。浸透性が高く透明性があるので発色が良いことが特徴です。ただし、顔料に比べ退色しやすい性質があります。