屋外用ステインの塗り替えで、今よりも薄い色に塗り替えることはできますか?

ステインは、木目を生かすために下地が透ける塗料です。濃い色に薄い色を重ねても、思うようには仕上がりません。地肌が出るまで研磨することが必要です。

ステインを塗るのに水分を含んだ状態の木材は塗れますか?

塗れません。はがれてしまいます。

木部保護塗料のチークを使用しましたが、色のシールと違うグレー色が出てきました。これはなぜですか?

塗料は、比重の異なる顔料が使用されており、比重の違いから顔料の浮き沈みが発生します。そのため、異なった色相に見えてしまいます。必ず、棒などを使って缶底から十分に撹拌してください。

「油性木部保護塗料」を、レッドシダーのデッキに塗装しました。全面に、サンダーを掛けて塗装しましたが、乾かずにベタ着いています。原因は何ですか?

ベタつきは、木材に浸み込み切れなかった塗料が、表面に乾けずに残っていることが考えられます。乾燥が、不十分な状態で塗り重ねた時に塗膜の内部に溶剤が残ってしまい、乾けない状態になってしまいます。この場合は、塗装は取れますが、シンナーぶきが有効です。

木製ベンチに、「油性木部保護塗料」を塗ったのですが、乾かないのはなぜですか?

油性木部用塗料は、木部に十分浸透させるために、乾燥時間が遅めになっています。気象条件などの影響もありますが、数日間乾燥させてください。ベタつきは少なくなります。又、厚く塗りすぎると乾燥は著しく遅れますので厚く塗らないようにしてください。乾燥前の場合は、ぼろ布で刷り込むようにしてふき取ってください。